タイトル_なんようの匠たち
file:12 【ソアリングシステム代表】金井 誠さん
file:12 【ソアリングシステム代表】金井 誠さん
白竜湖を望む丘の上をパラグライダーやハンググライダーが飛んでいる、そんな光景を目にした経験はありませんか。南陽市はスカイスポーツのメッカとして全国に知られています。最適な気候条件、利便性の高いアクセス、そして何より県内外から訪れる愛好者を支える人。今回は南陽市でスカイスポーツの普及に努めているソアリングシステムパラグライダースクールの金井誠さんをご紹介します。

人との出会いで南陽での開校を決意 ──南陽でスカイスポーツを始めようと思ったきっかけは何ですか?

「最初は趣味として会社員をしながら飛んでいたのですが、宮城県の鬼首でインストラクターの話をもらいまして。そこで5年勤めた後に独立しようと講習好適地を探した結果、南陽市を選んだんです」
 気候もさる事ながら、訪れた際に「地域の活性化につながるなら」と応援してくれた地元住民との触れあいが設立を後押しした、とは金井さんの言葉。

南陽は初心者からベテランまで幅広い受講生が空の旅を楽しめる。
世界中のフライヤーが絶賛するという南陽の景色。

 

唯一無二の景観をほこる、南陽の空」 スカイスポーツをする上での南陽の良さとは何ですか?

「風が優しくて、着陸する周囲に障害物がない南陽は初心者でも安心して飛べる場所なんです。それに都市部からのアクセスも良好で温泉までありますからね。景観だってブドウ棚や町並み、そして雲海と、こんな景色が望めるところは世界中ほかに無いんですよ」
 その風景に感動してオーストラリアの選手が撮影した写真は、米国でカレンダーになったとか。唯一無二の景色は国内外ともに認める、まさに「南陽の宝」なのである。
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体験者に人気のフライト中に自分たちを撮影できるカメラ。
上記のカメラで撮影した写真。地上では撮れないユニークな一枚だ。

 

恩返しのために、地元愛好者を ──今後、目標としている事はありますか?

「南陽より不便な場所でも飛びに行く人は大勢いますから、今後はいっそう広報に努めてゴルフやスキーのように南陽スカイパークに惹かれて来る方を更に増やしたいですね。あとは地元の愛好者、ローカルパイロットを増やしたいです。南陽の人たちに恩返しをするのが目標ですから」
 一人一人が翼を持てる、そんなパラグライディングの魅力、そして南陽の魅力を知ってほしい。そう言って微笑む誠さんを見て、彼こそ南陽のすばらしさを、文字どおり独自の視点から見い出した「匠」であると確信した。
パラグライダーにオフシーズンは無い。雲海と雪原が一体となった景色は他にはない。
HPでスカイパークのライブカメラ中継も行っている。

 

 

 

金井 誠(かない まこと)

ソアリングシステムパラグライダースクール 代表

公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)
パラグライダー・モーター・XC・タンデム教員

1996年よりスクールを開校、
現在は60人あまりの生徒が所属している。

他にも観光フライトもおこない、スカイパークを利用する年間2000人あまりのフライヤーをサポートしている。
奥様の泉さんもJHFパラグライダー教員の資格を持っていて
2人3脚で毎日スクーリングを行っている。

■2012年11月取材

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